建設DX #15|工期表の「受注」「施工中」を手で書き換えるのをやめたら、表が毎朝今日に合うようになった話

建設DX #15|工期表の「受注」「施工中」を手で書き換えるのをやめたら、表が毎朝今日に合うようになった話

こんにちは。

最近AIとお友達になってきた効率化大好き会社の営業です。

この記事の内容

  • 工期の表は、書き換える人が休むと、すぐ昨日の表になる
  • 表と実際が食い違っている現場を、今日の表から拾ってみる
  • 着工日が来たら施工中に切り替わる、工期表の作り方
  • 朝、表を見るだけで今の現場が分かる
目次

月曜の朝、ホワイトボードの前で

週の始まりに、事務所のホワイトボードや表計算の工期表を見る。先週から始まった現場が、まだ「受注」の色のまま。もう終わった現場の帯も、端に残っている。誰かが「これ、もう始まってるよね」と言って、ペンを取る。

工期の表は、書いた日がいちばん正しく、あとは毎日少しずつずれていきます。書き換える係が休めば、その週の表はまるごと古くなります。

前回は、日付で分かる状態を人に押させない、という考え方を書きました。今回は、それがいちばん素直に効く工期表の話です。

Before: 工期の表を、手で書き換えている

工期の表を手で書き換えていると、書き換え忘れた現場が表に残る

手で書き換える工期表では、次のことが起きがちです。

  • 着工したのに「受注」のまま残る
  • 工期が延びたのに、帯の長さが前のまま
  • どこを直したかを、書き換えた人しか知らない

表がずれ始めると、見る人は表を信じなくなります。結局、担当に電話して確かめる。表はあるのに、確かめる手間は減っていません。

表と実際が違う現場を、拾ってみる

今日の工期表を開いて、載っている現場を上から1件ずつ見てください。もう始まっているのに「受注」のまま。もう終わったのに、進行中の場所に残っている。そういう現場に印を付けます。

印が2件あれば、その表は見る人に確かめの電話をさせています。表を直す手間と電話の手間、両方を払っている状態です。

打ち手1: 着工日が来たら、施工中になる

着工日が来たら施工中になり、人が押さなくても表が今日に合う(実際のデモの工期画面)

上の画像は、実際のデモの工期画面です。進行中の現場を開始日の順に並べ、受注か施工中かは開始日から自動で決まります。開始日がまだ先なら受注、過ぎていれば施工中。切り替えるためのボタンはありません。

日が変われば、表示も勝手に変わります。誰かが保存し直す必要もありません。

打ち手2: 日付は、施工準備から入る

帯の日付は、第12回で書いた施工準備の開始予定と完了予定から入ります。施工準備を登録すると、その日付が工期の表に乗ります。

工期の表のために、日付をもう一度打つことはしません。

打ち手3: 日付を直せば、状態もついてくる

着工が延びることはよくあります。そのときは、帯をつかんで動かすか、現場の詳細で開始日を直します。受注か施工中かは日付から決まるので、日付を直せば状態も一緒に直ります。

人が直すのは日付だけ。状態のほうを別に直す手間はありません。

ここまでやると、こう変わります

今日の現場がいつも正しく並び、朝いちばんに見るだけで今が分かる
  • 着工した現場が「受注」のまま残らなくなります
  • 工期表を書き換える係が要らなくなります
  • 「もう始まってる?」の電話が減ります
  • 表が信じられるので、朝の打ち合わせを表から始められます

さいごに

ホワイトボードの前でペンを取る、あの数分がなくなるだけではありません。表が今日に合っていれば、月曜の朝の話は「どこが始まったか」の確認から、「どこが危ないか」の相談に変わります。

今日の話は、デモの工期の画面で触れます。架空の会社のサンプルデータで、受注と施工中の現場が開始日の順に並んでいます。ログイン画面のボタンを押すだけで入れます。各画面にある「うちの場合はこうしたい」の欄から、自分の会社ならこうしたい、をそのまま送ることもできます。

デモ: https://demo.kit-kid.co.jp/sites/?a=b15

自分の会社の工期表は、誰が、いつ書き換えているか。コメントかnoteのメッセージで気軽に聞いてください。

次回は、着工前に近所へ配る挨拶文を、現場の情報から作る話を書きます。

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この記事を書いた人

Yoshiのアバター Yoshi 代表

効率化大好き。新しい物や便利な物が好き。全て機械にやってもらって、ゴルフやってのんびり余生を暮らしたいと節に願っている

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